• 装い

    まったく興味なかったのですが、
    いざ始まってみるとおもしろかったですね。
    平昌オリンピック。
    リアルタイムではほぼ見なかったのですが、
    今でもオリンピック関連のニュースを見かけるとつい覗いてしまいます。

     

    オリンピックがあるたびにちょっと後悔します。
    もっと各種目について勉強しておけばよかったな、と。
    なんとなくはわかるんですけど、
    ルールや技の種類を事前に調べておけば
    もっと楽しめたんだろうな・・・と思ってしまいます。
    今回のオリンピック競技の中では、特にカーリング。
    何がどうなると良いのか未だにわかりません。
    どこかで体験できる場所ないですかね。

     

    個人的には、選手達が着ている
    ユニフォームや衣裳を観察するのもおもしろかった。
    競技ごとに形がちがうのはもちろん、
    色使いにも各国の特徴が出てて見ていて飽きませんでした。

     

    なんとなくウインタースポーツの服は
    サイケな色をふんだんに使っていてド派手!なものばかり・・・
    というイメージでしたが、そんなわけでもないんですね。
    僕が子どもの頃に着ていたスキーウエアなんて
    カラフル一色でしたよ。
    だいたいベースはパープルもしくはホワイトで、
    そこにありとあらゆる色がマシマシにのっけてある感じ。
    色使いだけでいうと嫌いじゃなかったけれど、
    正直かっこわるかった・・・。
    雪の中で目立つようにって意図はわかるけれど、
    さすがにやりすぎでは?と子どもながらに思っていました。

     

    話はオリンピック選手の服に戻りますが、
    やっぱり、使っている色や柄には
    理由があったり、意味が込められているのでしょうか。
    その国の伝統的な色使いを取り入れている、とか。
    アメリカ代表のスノーボードのウエアは
    NASAの宇宙服をイメージしているんでしたっけ。

     

    2018年が始まって、あれよあれよと言っている間に2月がすぎ、
    3月になってしまいました。
    あいかわらず微妙に寒くてなんだかなあって感じですが、
    せめてカラフルな服でも着てテンションを上げていきますか。
    ノルウェー男子カーリングの真似とか、どなたかどうでしょう。

  • 組み合わせ

    突然ですが、ペットを飼ったことはありますか?
    ペットはいいですよ。実にいい。
    いるだけでちょっとだけ賑やかになるし、
    単純にかわいいし、癒しにもなる。
    もちろん、世話が大変などマイナス面もあるけれど、
    プラスな面のほうが多いように思う。

     

    今住んでいる家では飼っていないけれども、実家に犬が一匹いる。
    体重3キロ弱の小さなパピオン、とにかくめんこい。
    残念なことに僕のことはあまり好きじゃないようだが、
    それでもたまに膝の上に乗られたりすると、ぐっとくる。
    昔はまったく躾が通用せず
    母に「本気で捨てたいと思った」と言わせるほどの
    やんちゃ坊主だったが、今では実家のアイドルだ。
    ちなみにその前にも一匹犬を飼っていた。

     

    そんなわけで長年犬派だった僕だけれど、
    どうやら世の中的には猫派が多いようで。

     

    見かけたことがきっとあると思う。
    ツイッターなどで愛くるしさをふりまく猫たちの動画や写真を。
    驚くべきはその数で、犬の動画などをあげている人もいるにはいるが、
    体感としては圧倒的に猫が多い。
    なんでも、アイドル猫として写真集を出したり、
    カレンダーになったりする人気者もいるらしい。
    ハリネズミやカワウソなどのライバルが登場してきてはいるものの、
    いかんせん猫勢のパワーが強すぎる。

     

    しかしながらネットの世界はおそろしいもので、
    なんと猫と犬が一緒に暮らしている写真をあげまくり
    人気を得ている人たちがけっこういるのだ。

     

    人気者と人気者を組み合わせて、人気が出ないわけない。
    しかも、種族のちがう動物たち、
    とくに一般的にお互いの相性がわるいと考えられている組み合わせだと、
    より効果が高くなるように思う。
    犬と猫ってあまり仲が良いイメージがなかったけれど、
    平成30年にもなると、犬と猫が仲良く一緒に暮らしているのが
    当たり前の世界なんですね。

     

    別にペットに限らず、まったく違うものを組み合わせると
    なんだかいい感じになるのはよくあること。
    コピーでも、遠い距離の言葉を組み合わせると
    うまくいくことがある(と、少なくとも僕は思っている)。
    個人的にですが、
    今年は犬と猫のような「異なる言葉の組み合わせ」を
    できる限り発見していきたいなと考えています。
    これまで以上に、今年はコピーを頑張りたいんですよ。

     

    と、こんなところで新年一発目の更新は終わりたいと思います。
    2018年も、コピペをどうぞよろしくお願いいたします。

  • 漫画友達

    電子書籍のサイトでたまたま昔読んでいた漫画を見かけて、
    ふとN君のことを思い出した。

     

    雪国だったので、冬の体育は体育館で行うことが多かった。
    何をやっていたかはあまり覚えていないけれど、
    たしかバスケが多かったような気がする。
    いや、バレーだったかも。
    とにかく、何をするにしても、毎回共通して
    準備運動として最初の10分間は体育館の中をぐるりと走っていた。

     

    指定のめちゃダサ体操服のせいで、
    ほとんどの生徒はハーフパンツ姿だった。
    だって、裾にジッパーがついてるんだもの。
    あれは、ひと目が気になる中学生が履くにはレベルが高すぎる。
    しかも、どんな指定したらこんなに微妙に仕上がるんだ・・・
    とクレームをつけたくなるくらい色もひどかった。

     

    年が明けると、受験はすぐそこ。
    どれだけ勉強しても、全然良くならない模試の結果。
    あっという間に過ぎ去っていきそうな中学校生活。
    なんだか焦るし、なんだか寂しい。
    そうした時期に体を動かす体育の時間は、
    僕にとって、貴重なリフレッシュタイムだった。

     

    同じクラスのN君とは、普段はあまり喋らなかった。
    けれど、ある時から、体育の時は
    一緒に走りながら喋るのが習慣になっていた。
    喋る内容は、ほとんど当時2人がハマっていた漫画について。
    その漫画について詳しいのは、クラスで僕とN君だけだったから。
    今週の話のここがおもしろかった、あのシーンが最高、などなど。
    時間があまりなかったから、
    それこそ、駆け足のように喋っていたように思う。

     

    将来につながる大事な時期だから、と。
    先生達から言われたことは多々あったけど、
    残念ながらまったくと言っていいほど覚えていない。
    けれど、当時N君と読んでいた漫画のお気に入りのセリフは、
    はっきりと覚えている。

     

    それぞれ別の高校に進んだこともあって、
    あれ以来N君とは会うことができずにいる。
    今はどこで何をしているのだろう。
    まだ、あの作品が載っていた週刊誌を読んでいるのだろうか。
    奥さんに「漫画ばっかり読んで!」と怒られていたりして・・・。

     

    そういえば、今でも「漫画ばかり読んでいると馬鹿になる」などと
    言われているのだろうか。
    ふりかえってみると、「スポーツ中は水を飲むな」や
    「炭酸を飲むと骨が溶ける」と同じくらい、
    なんだかなあ、ですね。
    N君漫画ばっかり読んでいたけど、
    成績は抜群に良かったもんなあ。

     

    というわけで、今年最後の更新でした。
    みなさま、よいお年を。
    来年は漫画のような一年になるといいですね。

  • 時計にまつわるエトセトラ

    ちょっと前のことになってしまいますが、
    清宮くんの指名権は日ハムがゲットしましたね。
    僕の先月の予想が当たってしまいました。
    ちょっと嬉しいですが、くじを外してしまった
    贔屓の球団のことを考えたら…。
    ドラ1の7球団競合は20年以上ぶりだったらしいですが、
    まあ、そんなの関係ないくらい縁があったのでしょう。
    残念だけれども、大谷がメジャー移籍する時点で
    彼が北海道の大地に立つフラグは立っていたのだよ。

     

    北海道には数年前に一度だけ行ったことがありまして。
    その時、日ハムの本拠地札幌ドームに寄ったことがあります。
    試合のやっていない時間だったので
    中は見れませんでしたが、なんとも立派な建物でした。
    数年後、いや来年にも清宮くんが
    あのドームでホームランを量産する姿を夢見て、
    日ハムファンの人たちは心が踊っているのでしょうか。
    そして日本一になる未来がくるのも秒読みだ、と喜んでいるのでしょうか。
    なんとも羨ましい。羨ましいですなぁ。

     

    札幌旅行では、かの有名な時計台にも行ってきました。
    ネットなどで散々がっかり観光スポットと揶揄されていますが、
    いやいやそんなことはないぞ、と言いたい。
    確かに見た目は思っていたよりこぢんまりしています。
    周りが背の高いビルなので余計に小さく見える。
    けれど、中に展示されている時計台の歴史も読み応えがあるし、
    2階の聖堂も雰囲気があって落ち着けます。
    ちなみに僕は一時間以上なかにいました。

     

    時計があると、なんとなく目がいってしまいます。
    街中にある時計もそうだし、他人がつけている腕時計もそう。
    時計には、なにかしら人の目を引きつける力がある。
    だから観光スポットになるのかもしれません。
    新幹線通ったわりに観光人気が高まりきらない実家のほうにも、
    でっかい時計作ってみたらどうだろう。
    観光客がもっと来るようになるんじゃないか。
    土地だけは余りに余ってるから、
    ビッグベンくらいでっかいの作っちゃえばいいのに。

     

    そういえば、先日用事があり実家に行った時のこと。
    父がめずらしく腕時計をつけているのを見ました。
    不思議なもので、よれっよれでしわっしわの服を着ていても、
    つけているのが近所のホームセンターで買った安物でも、
    いつもよりキチンとしているように見えるんですね。
    シルバーだったのも良かったのかな。

     

    これまでの人生を、ほとんど時計をつけずに過ごしてきましたが、
    そろそろちゃんとしないとだし、腕時計でも買ってみるべきか。
    それとも、自分よりも父にあげたほうがよいでしょうか。
    「田んぼの水に浸かっても大丈夫なやつがいい」そうですが、
    いっそすごいオシャレなやつあげて困らせてやろうかなあ。

  • 10月の野球ファンは

    プロ野球ファンにとって10月は、
    なかなかにワクワクするような時期だなと思います。

     

    レギュラーシーズンで1~3位に残ったチームには、
    リーグ優勝をかけたクライマックスシリーズがあると思いますが、
    なんといっても目玉は一年に一度のお祭り「ドラフト会議」でしょう。
    はたして、何球団が清宮くんを指名するのか?
    そして、どの球団が指名権を手に入れるのか?
    (個人的には日ハムのような気がしています)
    贔屓の球団はどのような指名をするのか、実に気になるところです。

     

    一方、10月は悲しい時期でもあります。
    実力社会なわけですから、入ってくる者がいれば、当然去る者もいる。
    わかってはいますが、やっぱり寂しいものです。
    先日、僕の好きな選手も戦力外通告を受けたというニュースがありました。
    来年には38歳になる、ベテラン選手です。
    贔屓の球団から移籍し、現在は別の球団にいますが
    動向や成績はつねに追いかけていました。
    現在所属しているチームの若返りを図る事情があるとはいえ、
    成績的にまだ大丈夫かなと思っていましたが…
    ついにこの時が来たなという感じです。
    まだ続報はありませんが、年齢を考えると現役続行は難しそう。
    ユニフォームを脱ぐ可能性はかなり高いと言わざるを得ません。

     

    つくづく、スポーツの世界は厳しい。
    「まだやれる」と自分では考えていても、
    球団からは「もうやめましょう」と言われてしまう。
    逆も然りで、周りからは「まだできるだろ」と言われても、
    自分で「もう無理です」と決断する人もいる。
    僕は勝負ごととは程遠い世界にいるアマちゃんだから、
    すべての選手に幸せな引き際があってほしいと願ってしまうけれど、
    それすらもエゴなのかもしれませんね。
    やめたあとのほうが幸せな可能性だってあるんだよなあ。

     

    しかし、自分でも不思議ですが、なんでしょう、
    まるで自分のことのように切ないです。
    別にその人自体がいなくなるわけじゃないですし、
    例えば解説などの役割でこれからも見かける可能性だってなくはないのに。
    なんだかんだデビューから10年以上追い続けてきたから、
    自分の想像以上に思い入れが強まっていたのかもしれません。
    自分ごと化してしまうくらい、のめり込んでいるのは
    良いこともあるけれど、メンタル的に悪影響もあるなあ。
    クライマックスシリーズがやっているうちに、
    ユニフォーム買っておこうかね。
    スポーツ選手だけじゃなくて、
    人なら誰もが引退からは逃れられません。
    自分の時は、どのようなものになるでしょうか。
    せめて、自分の納得できるような引き際にしたいものですね。