• 応援のススメ

    東京マラソンの応援に行ってきました。いやはや、楽しかったです。参加しているランナーも、応援している人たちも、みんな一生懸命。しかも、みんな笑顔。辺り一面笑顔でいっぱいでした。

     

    ランナーからすれば、ずっと沿道から「ガンバレ!」「ファイト!」って暖かい声が降り注いでくるわけだから、元気が出ないほうがおかしい。でも、まさか応援している側も元気が出てくるとは思わなかった。全然知らない人にでも、声にこたえて手を振ってもらえるだけで、嬉しい。嬉しいから、また応援する。答えてもらうと、嬉しい。また応援する……の繰り返し。なんかね、自分も大会に参加してるんだなーって気分になるんですよ。なんでしょうね、あの感覚は。

     

    みなさんも、来年はぜひ東京マラソンの応援に行ってみてはどうでしょ?そして僕が感じた不思議な一体感を体験してみてほしい。

     

    ここでアドバイスを。まずは事前にいくつかある応援ポイントを確認しておきましょう。そして、必ず履きなれた靴で行くこと。

     

    いくつかある応援ポイントを次から次へと移動して行くわけですが、のんびりしていると間に合いません。次のポイントに着いた頃には、応援したかった人が走り去った後…なんて悲しいことになりかねない。場所取りもしなきゃいけないですしね。

     

    というわけで、移動は基本小走りです。

     

    応援し終わったら、次のポイントを確認して、すぐに駅に向かって走り始める。階段を下りたり上がったりして、ホームに辿り着く。電車に乗り込む。乗り換えする間も走る。目的の駅に着いたらまた走る。そう、応援は思っていたよりもハードなものなのです!

     

    走りながら僕は思いました。
    こりゃもう一種のスポーツだよ。応援は、スポーツだ。

     

    ふだん鍛えている人は、トレーニングがわりに。ちょっと運動不足かなって人にとっては、心肺に刺激を与えるいい機会になるでしょう。おおっ、マラソンの応援は楽しいだけじゃなくて、からだの鍛錬にもなるのですね!

     

    まあ、実際はそんなつらい思いしないで、もっとらく~に見て回ればいいと思います。でもやっぱり、応援ポイントの確認と靴は履きなれたものを選んでおいて損はないかと。

     

    そんな感じで、今回の更新を終わりたいと思います。
    ご清聴ありがとうございました。

     

    余談
    仮装ランナーを見るのも楽しかったです。個人的に印象に残っているのは、「KAMIKAZE」って書いてあるハチマキをした白人男性。彼は無事ゴールできたのだろうか…。

  • ステーキVSハンバーグ

    もし、ステーキとハンバーグが対戦したら。
    その勝者は、やっぱりステーキだと思う。

     

    例えば、ファミレスのメニューで考えてみよう。
    たしかにハンバーグも、
    ステーキと並んで肉料理代表として紹介されてはいる。
    だがしかし、その扱いはあくまで2番手。
    ステーキのほうが、主役級の扱いをされている。

     

    ステーキは人気者だ。
    特に男性諸君からは絶大な人気を誇っていると思われる。
    その料理法は、極めてシンプル。
    肉を一枚厚めに切って鉄板で焼くだけ。
    その直球な工程によって作り出されるステーキは、
    The 肉料理とも言えるダイナミックさにあふれている。
    そう、ステーキは肉料理の王様なんだ。
    その地位はけして揺らぐことはない。
    僕は26年間、そうやって生きてきた。

     

    しかし、ある人の一言によって、
    僕のその確信は揺らぐこととなる。

     

    「ステーキって、なんかガッカリすることが多いんだよね」

     

    え……ええっ………!!

     

    その人いわく、ステーキを食べるとき、
    想像していた味とのギャップに少し落胆することが多いそうな。
    おいしいことに変わりはないんだけど、
    求めていた地点までには届いていないというか。
    そう言われてみれば…そうかもしれないなあ。
    期待値が高すぎるんだろうか。

    対するハンバーグはどうだろう。
    その人いわく、ハンバーグは平均点が高い気がする。
    どんなお店で食べても、大抵おいしいし、
    コレジャナイ感を感じることはない。
    満足感でいえば、むしろステーキよりあるかもしれない。
    なるほど、こちらも納得の意見だ。

     

    しかも、である。

     

    そういやこいつ、子ども達に大人気なのだ。
    3人に1人は好きな食べものに挙げるんじゃないか、
    っていうくらいの勢いで人気者である。
    派生形のハンバーガーも含んでしまえば、
    その人気っぷりはどえらいことになってしまうだろう。

     

    ステーキとハンバーグ。
    両者には圧倒的な差があると思っていたが、
    実はその差はほとんどないことが発覚した。
    うーん。
    これじゃあステーキの価値だなんて、
    安易に言えなくなってきたぞ。

     

    この関係については、まだまだ考える余地があると思うので、
    これからも引き続き調査をしていきたい。
    みなさんはどう思いますか。

     

    ステーキとハンバーグ、どちらがお好き?

  • 帰省は電車でしたい。

    あけましておめでとうございます。
    今年もよろしくお願い申し上げます。

     

    2011年はいろんなことがありましたね。
    それこそ、ありすぎと言ってもいいくらい。
    今年はいったいどんな年になるんでしょうか。
    去年の反動で、とにかく良いことづくめの年になってくれないかなあ。

    さて。

     

    2012年最初の更新は、
    ずばり電車について書きたいと思います。
    べつにぼくは鉄っちゃんではないけれど、
    お気に入りの電車がひとつあるのですよ。
    それがこちら。

     

    どーん。

    その名も「急行能登」って言います。
    東京の上野駅と、石川の金沢駅をむすぶ臨時夜行列車です。
    僕は富山出身なので、こいつにはかなりお世話になってきました。
    もちろん、今回の帰省でも利用しましたよ。

    こいつの良いところは、なんといってもこのレトロ感!
    いいですよねー、この昭和な雰囲気が、
    ぐぐっと帰省感を演出してくれるんです。
    さて、もう一枚写真を…。

    どどーん。

     

    見てください。
    まさかの手書きです。
    2012年にもなって、ここまで人間味あふれる電車、
    なかなか見かけませんよ。

     

    一応「急行能登」のメンツのために言っておきますと、
    毎回手書きってわけじゃないんですよ?
    車体のデザインだって、もう少し現代チックなときだって、あるんですよ?
    まあ、結局レトロなのに変わりはないんですけどね。

     

    ちなみに、乗り心地は最悪です。
    暖房効きすぎだし、隣の人との距離は近いしで、
    高いお金払ってでも新幹線に乗りたくなるくらい。
    それに、別に夜行バスで帰ったっていいんです。
    そのほうが安いし。
    でもぼくは、やっぱりこっちのほうが好きなんだよなあ。

    みなさんも北陸方面に旅行するときは、
    ぜひ乗ってみてくださいねー。
    ただし、お盆や年末のように、
    運転している期間が限られているのでご注意を。

  • 実感について

    先日、人生初のフルマラソンに参加しました。

     

    走る前から42.195kmって長いよなーと思っていたのですが、
    走り終えてわかりました。
    やっぱり長いよ、42.195kmは。
    そして、半端じゃなくつらいっす。

     

    10kmまでは順調だったんです。
    でも、そこから段々と足が痛くなってきて、
    23km手前くらいまで来た時、ついに足がとまってしまいました。
    ゴールまではまだ20km近く残っているのに、
    いくら頑張っても全然残りの距離が減らないんですよ。
    他のランナーにはがんがん抜かれていくし、
    精神的にもきついものがありました。

     

    走るまではわからなかった、思わぬ伏兵もいました。
    それは、道の凸凹。
    残り12kmくらいからは車道ではなく歩道を走ったのですが、
    その舗装がもうね、ボッコボコ。
    それまで走ってきた車道に比べたらものすごく走りにくい。
    普段だったら別に気にならないですけど、
    足が痛くて上がらない今はちがいます。
    その時は、車にひかれてもいいから車道を走りたいって思った。
    それくらいきつかった。

     

    そんな感じでひーひー言いながら走っていた時に、
    ふとこんなコピーを思い出しました。

     

    「人は健康な時に、そうじゃない自分を想像するのが、なんて苦手なんだろう。」

     

    うわあ、これ、ほんとにその通りだなって。
    いつも生活している時は、歩道の凸凹なんて気にしませんよね。
    バリアフリーとか言われてもあんまりピンとこない人、
    けっこういるんじゃないでしょうか。
    でもそれ、仕方ないのかもなーって思いました。
    だって、うまく想像するのが難しいんですから。
    他人からすれば「こんなのがつらいの?」って感じることも、
    当人にとっては大問題だったりするわけで。
    いやはや、まさかいいコピーには実感があるってことを
    フルマラソン中に実感できるとは。
    参加してみるものだなー、フルマラソン。

     

    ちなみに結果ですが、無事完走はできました。
    タイムは……まあいいじゃないですか、想像にお任せします。

  • アレルギー

    じんましんが出ました。

     

    漢字で書くと「蕁麻疹」。だいまじん、ではない。子どもの頃は頻繁になっていたけれど、大人になってからは久しく出てなかったのでびっくりです。なんの前触れもなく出るんですよね、あれ。ふと、「なんか腕がかゆいなぁ…」ってシャツの袖をめくったらぶわーって出てました。

    とはいえ、そこまでひどくはなかったんですね。だから放っておけばそのうち治るかなー、なんて甘く見てたら、夜になる頃にはかゆさが全身に広がってきまして。これはさすがにまずい。翌朝、あわてて皮膚科へ行きました。なんとなくアレかなぁと思いながら。

     

    で、お医者さんに診てもらった結果は、やっぱりアレルギーでした。どうやら原因は食べ物らしいのですが、困ったことにまったく心あたりがありません。カレー、うどん、そば、ラーメン、パスタ…
    ここ2日間くらいで食べたものを思い出して見ても、とくにヘンなものは食べていないはずなのに。しいて言うなら麺類食べ過ぎてるくらいですが、これはいつものことなので特に問題ないはず。

     

    お医者さんいわく、あたる食べものには2種類あるそうです。ひとつは食べている時にすぐ反応が出るタイプで、これは治るのも早いらしい。もうひとつは、2~3日の潜伏期間があるタイプで、こっちは出るのが遅いぶん治るまで時間がかかるそうな。

     

    今回の場合は後者のタイプで、これまで大丈夫だったものが、体質の変化によってダメになっちゃったようです。体質の変化…か。こればっかりはどうしようもありませんよね、抗いようがない。結局何にあたったかはわからずじまいだったわけですが、そんなことより、「何かあたる食べ物ができてしまった」事実がけっこうショックです。

     

    これを書いている今も絶賛じんましん中なのですが、薬のおかげで少しずつ良くなってきてます。もし小麦粉アレルギーになっていたらって考えるとぞっとしますよ。ほぼ毎日麺類を食べている僕にとっては死活問題です。なんにも考えずにいろんなものを食べられるのって幸せなんだなあ…。

     

    そういえば、先月でこのブログが1周年をむかえました。体質が変わってアレルギーが出るようになった僕ですが、このブログはこれまでと変わらずまったり書いていきたいと思います。
    今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。