免許の日々

明けました、2012年。
2000年代に入ってから干支がちょうどひと回り、イヤー・オブ・ザ・ドラゴンです。
ミッキー・ロークとジョン・ローンです。
今年はダイエットに挑戦しまーす、
なんて呑気なことを言っていられたのも去年の年頭まで。
おめでとう、というより、がんばろう、という感じでしょうか。
今年もよろしくお願いします。

 

正月休みは西の方にある実家で過ごしました。
帰省するたびに思います、「免許を、とろう。」と。
大手自動車メーカーのキャンペーンスローガンと同じですが、
そちらは最近の自動車離れが進んでいると言われている若者向けのもののようで。
大人になったドラえもんやのび太くん、ジャイアンを
実写化して展開しているキャンペーンです。
しかし、最近この手法多い。
映画やドラマも「あしたのジョー」や「怪物くん」や「妖怪人間ベム」と
原作ありきのリメイク版が目白押し。
今の世の中、万人にウケる魅力的な原作を生み出すのは至難の技。
それをぶっちぎって大成功したのが「家政婦のミタ」ですが、
そもそもタイトルは市原悦子版のリメイク?オマージュ?リスペクト?
それにしても松嶋菜々子は持ってる。
本人の才能なのか、ブレーンがいいのか、結婚しても、子どもを産んでも、
忘れ去られることもなく、かといってガツガツしている風でもなく、
なのにたまにドラマに出れば日本中の話題になる。理想的な女優人生。

 

ともあれ。
地元の新幹線が止まる最寄駅まで、父が軽自動車で迎えに来てくれます。
後期高齢者の父が運転する車には、
あの新しくなったもみじだか四つ葉だかのマークが貼ってありました。
いい年をして免許のない身では、ちょっと買い物に行くにも年老いた父に頼み、
郊外の大型ショッピングセンターまで、駅前の銀行まで、とタクシー扱い。
いや本当にバスの便も悪いし、近所にスーパーはないし、とどうしようもないんです。
「免許を、とろう。」と思うのです、切実に。

 

しかし東京に帰ってくれば、仕事の合間に教習所に通うのも大変、
年齢×一万円ともいう費用も一体どれくらいかかるのか。
ましてや高校卒業したてのような若者にまじって、
お母さんクラスの年齢で合宿免許に参加できるはずもなく。
そもそも東京は交通手段には困らないじゃーん、と結局のほほんとしてしまう。

 

それでなくても都心の交通網は発達するばかりで、大江戸線や副都心線の駅名なんてうろ覚え。
そういえば、田町と品川の間にJRの新しい駅ができるとか。40年ぶりだとか。
駅名はどうなるんでしょう。
南田町とか北品川とかじゃなくて、
海とか浜とか浦とかがつく江戸前な感じの名前がいいと思います。
「家政婦のミタ」だって、ヒットの一因にタイトルの吸引力もあったはず。
例えば、「承知しました、三田灯」だったら、深夜ドラマみたいで
あんなに視聴率もあがらなかったと思うんですが。後付けですが。
名前、って大事です。
山手線ゲームも覚えなおしです。
今年もがんばります。
ちなみに今年はアクセスキャンペーンを実施します。