テレビとまるちゃんと私
年々、テレビを見る頻度が減っている。
(私テレビ見ないんです~自慢ではない)
動画配信に慣れてしまったからでしょうか。
好きなタイミングで見るのが当たり前。
よく見ていた番組も見なくなり、
今ではYouTuber派になってしまった人間がこちらです。
今年8月、平成の夏の終わりに、さくらももこが亡くなった。
最初聞いたときは、ショックよりも違和感が先にありました。
ずっと続くと思っていたものが、突然なくなる。
いいともの終了を聞いたときに似てる。
めちゃイケの終了を聞いたときにも似てる…いや、それはちょっと違う。
そんなもんでしょ、と言われればそうなのですが。
まるちゃんは小学3年生の設定だけど(初耳)
小3のわたしといえば、日曜にはテレビを前に家族とご飯を食べ、
ちびまる子ちゃんからサザエさんを見るのが鉄板の流れだったし、
周りもそういう子は多かったことを覚えている。
むしろ日曜ってそういう日でしたよね?
面白いドラマやバラエティがあれば、
次の日に学校で友達とその話で盛り上がる。
それが今では、話題の映画は共有できても
テレビの話を共有することは少なくなってしまったような。
なんだろう、紅白みたいな年末年始の番組くらいですか。
いや、ワールドカップとかありましたね。
朝ドラとか大河も…。(意外とあった)
ただ、テレビの前に座って
みんなで1つのものを見る時代は終わってしまったんですね。
(と言いながら、Youtubeを開く)
まるちゃんがテレビ越しに追いかけていたヒデキも今年亡くなり、
百恵ちゃんはとうにマイクを置いて、普通の女の子に戻ってしまっている。
こうやって振り返ると、ちょっと感傷的な気持ちになりますね。
と、こういったニュースになる前に
私のもとに昭和のアイドルブームが訪れていた(突然)。
きっかけは曖昧ですが、
ファッションブランドのCMで、山口百恵のプレイバックPart2が流れたり、
高校生のダンス大会で荻野目洋子の「ダンシング・ヒーロー」が再ブームになったり。
という流れで、昭和というものが気になるゆとりなわけです。
以前の私なら、山口百恵も
むかし有名だったアイドル、くらいの感じで
お母さんから聞いても「へー」くらいのリアクションでした。
ですが、YouTube(また出た)で本人映像を見たら
そのオーラに完全にノックアウト。
低めの声でかっこよく歌うんですけど、どこか儚げで。
は~これが、百恵ちゃんか!!!!!
昔のアイドルってなんであんなに大人っぽいんだ…
いや、山口百恵だからなのか。
と、ひとりで熱くなりました。
まる子、百恵ちゃんの魅力に気づくのが遅くてごめん…
と後悔するhagimiであった(友蔵ボイス)。
そこから中森明菜やピンクレディーやらいろいろ漁り、
昭和のアイドルっていいなぁと思ったわけです。
そんな百恵ちゃんが活躍した時代を見れずに残念だなぁと思うのですが、
同時に、作品はコンテンツとして残り続けるからいいなぁと思うのです。
ちびまる子ちゃんも動画でも電子書籍でも気軽に触れられる時代。
9月に引退した安室ちゃんも同じく。CDは聴かなくなっても、音楽配信がある。
そういう意味では、テレビを見ない時代も悪くないのかも。むしろありがたい。
なかったら、昭和のアイドルを詳しく知る機会も少なかったと思うので。
そういえば、この前に久しぶりに放送時間を待って
テレビを見ようとしたのですが、5分も待てなくて挫折しました。
習慣とは恐ろしいです。
現代の流れに逆らえない人間…これからも現代技術にすがって生きていこう、
そう諦めの境地にたどり着いたのです(謎の悟り)。
それではみなさん、おすすめのYouTuberがいたら教えてください。
おわり。
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