釣り

釣り、やっていてよかったなあ。
さいきん本当にそう思います。

 

というのも、ここ2~3年で仲良くなった人達のことを思い返してみると、
なんと半数以上が釣りがきっかけで知り合った人だったんです。
釣りを始めようと考えた、小学生の頃の自分を褒めてやりたい。

 

釣りってなんだか孤独なイメージがありませんか。
ひとり孤独に水際に佇み、糸をたらし、魚が食いつくまで静かにひたすら待つ…。
割とこういったイメージ持ってる人、いると思うんですよ。

 

ところがどっこい、そうでもなくって。
じつは、そこそこ知り合いが増えやすい趣味なんです。
他の趣味と同じように、複数人でわいわいやっていたほうが楽しいから
お互いの知り合いを集めて、一緒に釣りにいくことが多いんです。
だから、芋づる式に顔見知りが増えていくんですよ。
参加者のほとんどが初対面…なんてこともしょっちゅう。

 

あと、釣りやっててよかったことといえば、
アウトドアの知識が増えたことでしょうか。
釣りをしている人って他のアウトドアの趣味もやっていることが多いから、
いろいろ教えてくれたり、誘ってくれるんです。

 

とくに僕の周りの人達、びっくりするくらい博識で
本当にいろいろなことを教えてもらいました。
彼らのすさまじい好奇心に感化されたのかどうかは不明ですが、
いつしか僕の興味の範囲も広がっていました。
きのこ狩りとか、数年前の僕だったら100%行く気も起きていなかったと思う。

 

好奇心とか好きって感情は、最強だなあ。
〝おもしろさ〟をとらえることができるわけですから。
釣りを通して、これからどんな〝おもしろさ〟に出会えるのか。
楽しみで仕方ありません。

 

…ただなあ。肝心の釣り自体が全然上手くならないのが問題なんですよね。
伊豆まで行ったのに、一日でネンブツダイ※数匹だけとかザラですから。
せめてもう少し釣れるようになると、もっと楽しくなるんですけど。

 

※一年中、どこでも、どんなタフコンディションでも釣れる魚。
釣れても自慢にはならず、むしろ少し残念な気持ちにさせてくれる。
ちなみに僕は、このネンブツダイすら釣れずに涙の撤退をしたことが複数回あります。