西向くサムライ

先日地元に帰省したとき、中学の頃の同級生と会った。

実に2年以上ぶり、久々の再会である。
お互いの近況報告から始まり、
誰々は何をしてる、誰々がこの前結婚した…。
話題は尽きず、色々なことをたくさん話したが
中でも印象的だった話が、『31日がない月の覚え方』だ。

みなさんは、1年で31日のない月が
いくつあるか知っているだろうか。
恥ずかしながら僕は知らなかった。
友人いわく、簡単な覚え方があるそう。
それが、タイトルにあった

「西向くサムライ」

である。
ようするに語呂合わせだ。

西=2と4
向く=6と9
サムライ=士=11

つまり、5つの月に31日がないことになる。
念のため説明すると、「士」という字を分解すると、
「十」と「一」になり、つまり「十一」になる。
なるほど。確かに普通に暗記するよりはずいぶん覚えやすい。

語呂合わせの文はたいてい変だ。
ごり押しともいえる。
例えば、理科の元素記号の覚え方。
「水兵リーベ僕の船…」と序盤はいいほうだが、
後半になると、もはや何のことかさっぱりわからなくなる。
(ウィキペディア参照。かなり詳しく解説してあって面白いです。)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AA%9E%E5%91%82%E5%90%88%E3%82%8F%E3%81%9B
でも覚えやすい。覚えたくなる。
語呂合わせには、つい覚えたくなるような、不思議な魅力があるのかもしれない。

そういえば、語呂合わせを利用したコピーってあるのだろうか。
今度機会があれば考えてみようと思う。

ちなみに。
『31日がない月の覚え方』には「西向くサムライ」の他に、
拳骨の指の谷間で覚えるという方法もあるらしいですよ。