映画

最近、映画を観たい気分です。
ふだんはあんまり観ないのですが、理由がありまして。

 

先日、とあるラジオ番組で元スーパーカーのいしわたり淳治さんが
興味深いことを言っていたんです。
いわく、バンド解散したあと暇だったから、
TSUTAYAにある映画を全部(!)観た。
その時に、登場人物の考え方やセリフの傾向を
年代や性別でわけてメモを取っていた。
そのメモが作詞など今の仕事に活きている。
とまあ、ざっくりまとめるとこんな話をしていたんですよ。

 

この話を聞いてて、
「あれ?映画ってコピー書くのにも役に立つかも!」
って思ったんです。
コピー書くときって、その商品を使う人達がどんなこと考えてるのかな…
どんな生活してるのかな…って考えたり、調べたりしますよね。
その手がかり集めに映画いいんじゃないか!?となったわけです。

 

思えば、これまでの20数年、
映画にはあまり縁がない人生を送ってきました。
デザイナさんたちが当たりまえのように知っているようなタイトル、知りません。
監督、知りません。俳優さんも、やっぱり全然です。
こどもの頃の記憶を振り返っても、
映画館に行ったことは数えるくらいしか思い出せません。
我が家には“映画館に行く”という娯楽の選択は、ほぼなかったのです。
なぜなら、以前の記事でも紹介しましたが、
私の両親は『永遠のゼロ』と間違えて
『風立ちぬ』を観に行ってしまうような人。
どうして、子供を映画館に積極的に連れて行ってくれるでしょう。

 

だから、映画を観るといえば、だいたい金曜ロードショーでした。
でも、剣道を習っていたせいで
だいたい話の途中か終わりからしか観ることができない。
しかも、レンタルができるお店は、車で片道約20分。
これで、どうして映画通になることができましょう。

 

でも、これを機会に、映画に疎い日々から
がんばって脱却してみようと思います。
いきなりいしわたりさんの真似をして
TSUTAYA全制覇を目指すのは厳しいから、
まずは映画館に行く癖をつけるところからかな…。

 

ちなみに、これを書いている今は『インターステラ―』が気になってます。
(さすがにクリストファー・ノーランくらいは知ってます…)
ウェブサイトを除いて予告編を見てみたのですが、
どうやら父と娘の絆を描くSFっぽいようです。
いいねえ、期待できそう!