応援します。
ワールドカップ、日本敗退しちゃいましたね。
こうなる可能性も考えなかったわけじゃないけれど、
まさか1勝もできないまま終わるとは思いませんでした。
くやしい。こんなはずじゃなかった。
監督や選手たちの無念さを考えるとせつなくなります。
でも、ワールドカップはまだ続いているわけで。
祭りはまだ終わっていないわけで。
せっかくの4年にいちどの機会なので、
毎日なんとなく応援する国を決めながら、試合を観ています。
で、試合を観ていて思ったんですが、
サポーターの人達ってみんな一生懸命応援してますよね。
ひとつひとつのチャンスやピンチに、みんなで一喜一憂する。
チームが劣勢のときは、大きな声を出して選手たちを鼓舞する。
すごい一体感だ。
ほら、よく「サポーターは12人目の選手だ」って言うじゃないですか。
これ、本当にそうだと思うんですよね。
声援っていうのは、おくっている側が思っている以上に
選手たちの力になっている。
自分も応援の力を実感した時があります。
フルマラソンの大会に出た時のことです。
42.195キロって、もう、本当にきついんですよ。
レース終盤になると、一歩進むのもおっくうになるくらいツライ。
けれど、もうだめだーってなっていても、
沿道から声をかけられると、自然と足に力がみなぎってきて
ぐいぐい前に進むことができるんですね。
オランダで開催されるロッテルダム・マラソンは
良い記録が出やすいことで有名らしいのですが、
その理由が沿道からの大声援なのだとか。
もし応援がなかったら、世の中のスポーツの新記録は
今より全然下のレベルになってたんじゃないでしょうか。
けっきょく、試合をするのは選手たちです。
僕らが直接選手たちのテクニック向上に関与できるわけじゃない。
けれど、もし僕らの応援で、厳しい状況のなかで
選手たちがもう一歩を踏み出す力を与えれたのなら。
その一歩が勝利に結びついたとしたら。
たぶん何年も、何十年もかかると思うけれど。
僕はこれからもサッカー日本代表を応援します。
あー!でもめちゃくちゃくやしいよー!