名字のはなし

変わった名字って、かっこいいと思う。

 

先日の全米テニスで準優勝した錦織さん(おめでとう!)とか。
もっと前に世間を騒がせた人でいうと、佐村河内さんとか、小保方さんとか。
自分の名字がめちゃくちゃメジャーで無個性なものだから、
ちょっとした憧れがあるんですよね。

 

先日、玉代勢(たまよせ)さんって方とお会いしたけれど、
この名字もけっこう珍しいんじゃないか。
聞いてみると、どうやら沖縄県出身の方だそうで。
なるほど、言われてみると、たしかにそれっぽい響きがある。

 

話を聞いてみると、珍しい名字ということで困ることもあるとか。
例えば、印鑑は普通には絶対売ってなくて、
欲しかったら作るしかなくてめちゃくちゃ不便らしい。

 

いや、でもね。
僕からしてみると、それもうらやましいんじゃよ。
100均とかでも余裕で確実に売ってるような僕からするとね。

 

ちょっと話ずれるかもですけど、小学生か中学生のときに、
イモをほってハンコ作ったんです、習字の授業で使う用に。
みんな、こう、時間をかけて大変そうに作るわけです。
なのに、ああなのに僕は、わずか10分くらいで完成ですよ。
だって直線だけで書けちゃうから。
直線8個で漢字2つが完成しちゃうんだもの。
ありふれてる上に、簡単すぎるだろおれの名字!
って当時はムダに凹んだ記憶があります。

 

珍しいって、それだけで価値があるのです。
ゲームとかでも、珍しいキャラクターは、たいてい強い。
手に入りやすいキャラクターの性能なんて並です。
玉代勢さん、錦織さん、佐村河内さん、小保方さんがスーパーレアだとしたら。
僕なんてコモンですよ、★ひとつだけ!

 

…てな話を玉代勢さんにも軽くしたのですが、
とっても苦々しい笑みを浮かべて聞いてくれただけでした。
あれ、おかしいな。
世の中の人って、そんなに自分の名字とか人の名字に興味がないの…?