90’sの空気を身に纏う人、それはビューティーか否か?の回

ハイッ

 

いろいろとあった10月後半でしたが、わたし的トップニュースは
月組トップスター霧矢大夢(きりやひろむ)さん、
トップ娘役蒼乃夕妃(あおのゆき)さんの退団発表です!!!!!
きりや~ん!!!!!まりも~!!!!!!

 

そして、

 

KEIKO倒れる・・・!!!!!
くも膜下出血って・・・「意識はある状態」って・・・「手を握りかえすって・・・」。
I’m Proud 壊れそうで崩れそうな情熱だけじゃ
小室とは付き合えないってことは
桃の天然娘ともちゃんが証明していたのかもしれません。
そんなともちゃんは、
今は海外に暮らしていて芸能界復帰へ向けて前向きだそう。

 

小室がカッコよく見えた頃もありました。
その頃、アムロちゃんだってまだスーパーモンキーズを率いててねえ・・・。
姉の買ったMYOJO(懐かしす!)という雑誌に、譜面が載ってました。
弾くのか・・・?エレキで・・・?

 

電撃的に逮捕される少し前に見た音楽番組で
久しぶりに何年かぶりに動く小室を見た時の「イッちゃってる感」には驚愕しました。
電波にのって毒が流れてきそうなほどの・・・ものすごくダークでブラックなオーラで。

 

演奏が終わって、紹介されたあとの
「こんなぁにたくさんのぉげいのーじんの方がいてウフフフ・・・う、嬉しいですぅエヘヘヘ」

 

と言って照れ笑いするイッちゃってるTETSUYA KOMUROの姿が忘れられない。
放送事故・・・・・・!!!!!!
そんな小室に魅入られたミューズたちの幸せを祈るだけです・・・。

昔は、毎週欠かさず音楽のヒットチャートを見てました。
今も女子高生はランキングを気にして見ているのでしょうか。
現在では着うた限定配信やらで、
純粋にCDの売り上げがどうなってるのか、わかんないし。
そもそも最近は、AKB以外のCD売り上げの話を聞かないし。

 

わたし、電車のなかで交わされる会話ってすごく好きなんですよね。
みんな好き勝手なこと話してて、それはそれはおもしろいです。
録音してそれこそCD出したいくらい。
一度耳を傾けたら、もうずーっとその話聞いちゃうときもあります。
ぜんっぜんトルストイ頭に入ってこないっつーの。

 

この間の、中央線内の二人の男女の会話はとてもよかったなぁ。
男と女はどうやら高校時代?の同級生かなにかで、カップルではなさそう。
久しぶりに二人で会って、お互いいい大人の30代後半男子女子になっている、と。

 

詳細は憶えてませんが、男の仕事の話になりました。

 

男 「まぁそうやってさ、3年くらいかな、やってるんだよね」
女 「・・・進歩のない男」

 

ちょ

 

キメ台詞キターーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!

 

わたしは読みかけの本から思わず顔をあげそうになって、必死でこらえました。
なんですか、このトレンディドラマ感。

 

あんた沙粧妙子か。
いや、髪が長くてね、サラサラロングだったんでね。

女のかたにはぜひ「THE・夜もトレンディで賞」を進呈したいと思いました。

 

いや、間違っていない。的を射た台詞だったよ。
それを言われた男は、正面を向いたまま、しばらく黙ってしまいました。

 

 

傷ついてるーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!

 

ごめんなさいごめんなさい、笑いそうになってごめんなさい。
でもハタから見てたら腹筋が痛くなるくらいおかしかったです。

 

何駅か過ぎて、女のほうからまた話しかけ、なんとか会話らしきものがリスタート。
よかった・・・心からほっとしたよ。

 

男 「でさ、そいつがいるとさ、絶対料理長が出てきてあいさつするんだよな」
女 「あ~いるいる~、そういうやつ」

 

・・・・・・

 

いねえーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!
どこの東MAXだよ!!!!
いるいる~て言うほどいないよそんな人!近くに!
つーか男!腹の肉がネルシャツからコンニチワ~してて汚いよ!

 

まあね、高級なフレンチだかイタリアンだかのレストランで
料理長がテーブルまで出てきて「よくぞお越しくださいました」的な挨拶を絶対にされる友人

 

は、五十歩譲っているとしますよ、庶民のビューティーが知らないだけでいるんでしょうよ、
うん、きっとあなたたちはアッパーなクラスの住人なんだね、うんうん。

 

でも、そのあと、女のね、
「はいはい知ってます知ってます~むしろその光景何度も見てるしそういう話何度も聞いているし逆にこの話つまんね」的な返しが、なんというか、お見事!

 

いやーアッパークラスだと会話の内容が違うんですね☆

 

で、きわめつけに、

 

女 「ちょっとさ、西友寄っていい?」
男 「いいよ。なんで西友?」
女 「だって西友がいちばん安いんだもん」

 

・・・・・・

 

安さ重視かーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!

 

アッパークラスの人たちは意外なところでケチなんですね☆

 

すばらしい会話をわたしに披露してくれた二人の男女に敬意と感謝をささげるとともに、
女のかたには、「ちょっとボディコンシャスで賞」「微妙に伊東美咲かと思いきやどうしたって沙粧妙子の雰囲気で賞」も同時に贈りたいと思います。

 

95年付近はそれこそ変でおかしくて印象深いドラマがいっぱいやっていました。
『ラブコンプレックス』好きでした。すごくうまく映画ネタをパクってて、それがよかったです。踊る大捜査線の君塚良一が脚本だったんですね。
『愛していると言ってくれ』とか。トヨエツ~。
キンキ(で2011年秋現在略し方合ってますか?)の『人間・失格〜たとえばぼくが死んだら』とか。
『未成年』、『聖者の行進』。あ~つまりそこは野島伸司バブル時代。
『ケイゾク』とか、『ストーカー 逃げきれぬ愛』とかね。渡部篤郎キレッキレだったなぁ。
『ストーカー・誘う女、略奪愛・アブない女』に至ってはもはや・・・笑うしかないというか。
そこは赤井秀和なのか!?本当にそれでいいのか!?と最後まで疑問がぬぐえませんでした。

 

でも、やっぱり95年~はほんとうによくドラマを見ていたと思います。
その時間、家にいたからね!

 

秋の夜長に、90年代黄金期のドラマたちを見返してみようかと思います。
「沙粧妙子 -最後の事件-」を中心に。