プロ彼女はバトルロワイヤルの夢を見るか?の回

あっという間に寒くなってしまいました。
今は晩秋というより冬の気配ですね。

 

世間では西島秀俊の結婚の話でてんやわんやだったようです。
わたしは「大物独身俳優の道」を通ってこなかったため、
ワイドショーの街頭インタビューで
「ショック」だと口を揃える女性たちのテンションを面白く見ていました。

 

ヅカ的に言えば「贔屓の退団」と少し似ているかもしれません。
新しいステージにいってしまうんだ、ということのどことない寂しさ。
本来は祝福されるべきことですが、 「別れ」を切り出されたような一抹のフラれ感。

 

彼女だが結婚相手だかに求める7箇条のようなものを見ましたが、
・・・多いよ!!
せめて3個くらいにしてよ!!

でもあの条件をクリアできる、とてもよくできた一般女性の方が現れたことがすごい。
ちまたでは「プロ彼女」とか呼ばれているみたいですが、
「プロ彼氏」は存在するのでしょうか。
プロ彼氏ってもはや二次元かヅカの男役かって気がするのですが・・・
プロ彼氏の登場、待ってます。

 

そして、たかみな卒業。
AKBグループは気がついたら「総監督」という肩書きができていました。
そしていつできたのかすらわかりませんが、
たかみなの卒業を発表したときの言葉を読んで、うっかり涙ぐみました。
卒業したたかみなはどうなっていくのでしょう。
幸せになってほしいなと思います。
女の子には、幸せになってほしい。
(男の子は、そうですね・・・プロ彼女を見つけるべくがんばってください)

 

さて。
最近よく夢を見るのですが、
それが以前見ていた夢と少し趣が違うような気がしています。

 

前に見ていた夢が水彩画だとすると、今見る夢は油彩画なのです。
以前より夢の中の手触りがごつごつしていて、立体的に感じる。

 

だから目が覚めたあとも夢を少し引きずってしまうんです。
体に少しだけ夢のかけらが残ってしまうような。

 

宝塚が舞台になっている夢、というのはあまり見ません。
でも、好きな男役さんや娘役さんが登場することはあります。

 

なぜかお悩み相談をされたり、
次回公演のお衣装を着ているところをわたしが見たりする定番のやつです。
定番かどうかはわからないけど!

 

昔見た夢で今でも鮮明に覚えているのが、学校の夢です。
それも、学校が戦場になる夢。
バトルロワイヤルみたいですね。

 

RPGの要素とバトルロワイヤルの要素がごった煮されていて、
とにかく命を狙われていて、隠れたり、逃げたりするんです。
仲間は次々に倒れ、敵がもうそこまで来ている・・・!というところで、
自分で自分を撃つ、という夢でした。

 

なかなか壮絶。

 

おそらく、バトルロワイヤルが流行った頃に見たんだと思うのですが、
あまりにも衝撃的だったので、起きてからすぐに、母親に夢の内容を話しました。

 

母親は困惑して「いやだわ」と言っていました。
そりゃそうだ。

 

自分で自分を撃つ経験が初めてだったのですが(当たり前だ)、
夢の中では銃弾がお腹を貫通する具合になっており、
夢ながら「こんなにゆっくり貫通していくんだなぁ」と思いました。

 

まぁこんなふうに客観的な目線がある時点で、
夢からほぼ覚めているわけですが。

 

ベッドから落ちたことはありません。
寝相はね、いいんですよね。

 

空を飛ぶ夢。
これはかなり見てみたいのですが、
高いところから尖塔に向かって降下する(危険)という夢しか見たことがないのです。

 

見ようと思って見られないのが夢。
だから平安時代には、
自分の中に出てくる人物が自分に好意があると解釈していたりしましたね。

 

夢の中は治外法権で、何が起きても不思議ではありません。
そこにタブーはないのです。

 

突然出てくる敵。
理不尽に追いかけられ、逃げようと走っても、
なぜか牛歩の歩みでしか進めない。
まるでプールの中を歩くときのように。

 

「エクササイズしてる場合じゃないんです!」と訴えたところで、
誰にも聞こえず、一人孤独に目覚める。

 

エクササイズ必要だろ。という内なる声が聞こえたり聞こえなかったり。

 

夢日記をつけたいなぁと思うのは、なにも夢診断がしたわけではなくて、
『夢十夜』などの小説に代表されるように、
夢の不可思議さは、とりとめがないようで非常に物語的で面白いからです。

 

目が覚めているこの今の世界と、
夜に扉がひらく夢の世界。

 

私たちは、2つの世界を行き来しながら生きているのかもしれません。
2倍の人生を楽しんでいると思えば、寝るのも楽しくなりますね。

 

夢の世界では、わたしもプロ彼女かもしれませんし。

 

今年も残りわずかです。
あっという間の一年間でした。

 

みなさんそれでは、よい夢を。
そして、よいお年をお迎えください。