ファンはやっぱりファンな回

5月病になるヒマもなく6月になってしまったわけですが、
いかがお過ごしでしょうか。

 

先日、某事務所の方が出演する舞台を観に行ったのですが、
その時のことを少しお話しようと思います。

 

まさかこの期におよんでヅカオタから某事務所オタに乗り換えたのか?と
疑問をお持ちの方もそうでない方も、
落ち着いてわたしの話を聞いてください。

 

わたしは某事務所の男性アイドルのことについてほとんど無知です。

 

前回でもお話したかと思いますが、
アイドルグループのライブ映像を見させてもらって、
そこに映るファンの子たちとヅカオタとの類似性を感じたり、
アイドルの追っかけも大変だろうなぁなんてぼんやり思っていたのです。

 

映像のライブ会場ではあまりわからなかったのですが、
劇場となると規模が狭くなる分、ファンの層も判明し、
やはり某事務所の男性アイドルのファンの子たちが
おしなべて若いことがよくわかりました。

 

対して、ヅカオタはなんというか…大人です!
言葉を選んでしまったようですが、
単純なファンの平均年齢的というだけで言えば某事務所のほうが若いでしょう。

 

全国のライブ会場で何万人も動員できるアイドルが舞台に出る。
これは、普段豆粒くらいのアイドルに声援を送るファンにとっては、鳥肌ものです。

 

劇場は広いと言ってもせいぜい1500〜2000人のキャパですから、
ライブよりも圧倒的に近さがあるわけですね。

 

生足ミニスカートという若さスパークリングな若い女子たちを劇場前で見かけ、
しがないヅカオタのわたしはひるみました。

 

ジャンルの違うオタク同士が出会うあの緊張感。

 

席に座ってしまえば、別にみんなお客さんですから、
そこまで違いはわかりません。

 

でも、主演をつとめるアイドルの若い男の子が
客席の後方から現れ、通路を通ろうものなら、
やはり身を乗り出してしまうのが心性。

 

あ、この子はあの人のファンなのかと、そこでわかったりします。

 

その逆もまたしかり。

 

ヅカオタは、宝塚の舞台でスターに拍手を送ることは日常茶飯事なのですね。
トップスターが出てきては拍手、2番手スターが出てきては拍手、
歌い終わったら拍手、礼をしたら拍手、もはや何でも拍手です。

 

とにかくスターさんに拍手を送りたくてしょうがない。
だって素敵なんだもん〜。
それがヅカオタの心性の一つです。

 

その舞台には、わたしの愛する蘭寿とむさんが出演していたのですが、
蘭寿さんがフライング(ロープを使っての空中アクション)で
降りてきた瞬間にバーッと拍手があったんですね。

 

ミュージカルでもコンサートでもなく、
一般的にストレートプレイと呼ばれるお芝居のみの舞台では、
普通、拍手は起こらないものなんです。

 

でも蘭寿さんキターーーーーーーーーーって
テンション上がってしまうヅカオタ心性を持つわたしは、
思わず拍手してしまったのです。

 

「躾(しつけ)」という言葉が浮かびました。

 

やはり某事務所のアイドルの男の子が主演するということで、
東京・大阪ともチケットは瞬殺でした。

 

200万を超える電話での応募があったと聞き、
その人気に震撼いたしました。

 

宝塚はわたしにとって非常にメジャーな舞台ですが、
某事務所のファンの人々にとっては、そこまで縁のない世界。

 

蘭寿さんが「宝塚の人」とぼんやりした総称で呼ばれていて、新鮮でした。

 

元男役トップスターだった方が、
女優としてどんなふうに歩んでいかれるのか、
これからの活躍を楽しみにしたいなと思いました。

 

そして、舞台で共演したアイドルの子が出ている番組を
早速チェックするようになり、「沼」という言葉が浮かびました。

 

「沼」については、また次の場で詳しくお話したいと思いますが、
要は、ハマったら抜け出せない趣味の世界を表した用語ですね。

 

みなさんは何の「沼」にハマっているのでしょうか。
「沼」に落ちた経緯も含めてぜひ伺いたいものです。

 

さて、最後は、母から最近激プッシュされる
女優さんを紹介して終わりたいと思います。