ビューティーな帰郷 清く正しく美しい回

はい!
壇れい&ミッチー結婚!!!!!!!!!!!!!

 

宝塚でトップ娘役をやっていた当時の壇れいの映像を見たことがありますが、
あのねーお人形さんです。いや、もはやお人形サマです。
当時は「歌わなくても踊らなくてもそこにいるだけでいい」と言われていたとか。
ホメてるんだかなんなんだか!
でも本っっ当にいるだけで可愛い・・・。

 

「相棒」で共演したのがきっかけ?
ふっ甘い甘い!
ミッチーはきっと現役当時の壇れいを見て好きになったんだYO!
わたしは、こう言いたいわけですね、はい。
「ああミッチーってやっぱり宝塚を愛してるんだねえ」
って言いたいわけですね、はい。

 

と、速攻ヅカネタで失礼しました。
でも、今回はヅカの回です。

 

みなさん三連休(7月の)は楽しみましたか!?
わたしはもう楽しんだどころか
号泣だった、という話を書きますだおかだ!!!

 

おかだトレース連投失礼しました。

 

話を戻しますと、

 

そう!

 

念願だった、宝塚大劇場に行ったんです!!!!!!!!!!!!!!!!

 

ひと言で申し上げます。
「た だ い まーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!」
※詳しくは、はるな檸檬『ZUCCA×ZUCA』の「帰郷」の回をぜひお読みください。

わたしは、お正月に初めて宝塚を観ました。
そのことを以前ブログにも書きましたが、書かれなかった後日談として、
「ビューティー、華麗にどハマる」っていうね。
お給料1ヵ月分は宝塚のDVDを買いましたね、ええ。
狂ったように買ってしまいましたね、ええ。
はじめて観た衝撃から半年・・・とうとう大劇場まで行ってしまったんですね、ええ。

 

宝塚歌劇団は、兵庫県宝塚市にある宝塚大劇場がホームなんです。
この場所にはもう、宝塚大劇場しかありません。
まさに聖地!でもファンは愛をこめてこの劇場を「ムラ」と呼びます。
宝塚大劇場、総席数2,527席。
ちなみに、歌舞伎座は2,017席ですね。電通四季劇場「海」が1,216席。
なので大劇場は専用劇場としては、かなり大きいハコです。

 

宝塚へは、阪急三宮駅から西宮北口駅のりかえ宝塚駅下車。
えんじ色の阪急電車でまったり向かいます。
しかーーーーーーーし!!!!

 

発見発見!!!!!
宝塚南口というひとつ前の駅から見えるあれは!!!!!!!!

 

宝塚大劇場ーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!

 

バウホール(併設されている小劇場)!!!!!!

 

音楽学校(未来のジェンヌの学び舎)!!!!!!

 

とまぁ、冷静になろうとしてもアドレナリン出過ぎて冷静でいられない心境。
アワアワしてました。
電車のドア窓におでこぶつけるくらいくっつけちゃうっていうね。小学生か!!
でも座席になんか座っちゃおれんぜよ!

 

宝塚駅(大劇場前)で降りて
初心者ファン丸出しで記念写真を「イエーイ」と撮っていましたところ、

 

「おはようございます!」

 

という今まで聞いたことのない清く正しく美しい発声が聞こえました。
そう、音楽学校の生徒、未来のタカラジェンヌさんです。

 

生・音校生!!!!!!!!!!!!!!!!!!
リリリリリリーゼントーーーーーーーーーーー!!!!!!

 

衝撃でした。
阪急電車を運転する運転士さんや車掌さんへ挨拶するんですねー。
ここ宝塚では、日常の風景なんですねー。
宝塚音楽学校には、制服がありますが、その日は稽古着のようでした。

 

そして男役をめざす生徒さんって「真っ黒リーゼント」なんですね。
宝塚は女性が男も女も演じるため、男を演じる「男役」と呼ばれる生徒は、
もう学校にいる時からずっと男役の基礎である「リーゼント」にしてるんです。

 

すごいよねーリーゼントって。
だって・・・リーゼントだよ?
でも清く正しく美しいタカラジェンヌたるもの、
ちゃらちゃらした格好はできんぜよ!

 

もうピンクのタイツとか許されませんわ。
ええ。そうですとも。

 

この時点でテンションMAXなわけですが、
どうぞ一歩中へおすすみください。

 

・・・・・広っっっっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

大劇場の広さハンパないです。驚きます。
東京・日比谷にも東京宝塚劇場がありますが、そこは一回り小さいんですね。
東京宝塚劇場、総座席数2,069席。(>宝塚大劇場2,527席)

 

だから入ったとき感じるあの豪華さ、ワクワク感、ワンダーランド感は
ムラのほうがより強い気がします。
東京宝塚劇場は言っても都心ど真ん中にあるから、どこかせわしない。
でもムラはムラだけにのどか~で、アットホームで、
もっと宝塚がふつーに生活の一部。
劇場までの商店街にはスターさんのサイン入りポスターが貼られ、
お土産、グッズ、お弁当、とこれでもかってくらいヅカヅカしい。

 

ビューティーはそんな宝塚大劇場でいったい何を見たのか!?

 

ファントムだーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!

 

そうです!ファントムを見たんです!
題名としては「オペラ座の怪人」のほうが有名ですかね。
今回のファントムは、宝塚で最も古い伝統の組「花組」の公演です。
しかも!特別なことに、
花組トップスター(組の頂点に立つ男役)「蘭寿(らんじゅ)とむ」さんのお披露目公演なんです!

 

うぎゃあああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!
お披露目お披露目ーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!

 

みんな、ついてきてますか!?
復習したい方は「ビューティーなメモリー 宝塚の回」も読んでみそ!
花組を率いる蘭寿とむさんがトップスターに就任して一番最初の公演なんですね。

 

いやーもう全てがあり得ないくらいすばらしかったです。
詳しい内容はあと50ページくらい使って書きたいのですが、
ひとつだけ言えることは、泣いたってことです。
わたし、宝塚の舞台は全組(花、月、星、雪、宙)見たんですね、
「いい話やわ~」ってグッときたりとか「・・・そんな展開アリか!?」とか吹き出すことはあったけど、
本気で泣いたのは初めてでした。
もうね、涙が止まらないわけ・・・。

 

宝塚の不思議なところは、
もちろんあの独特な舞台の世界観もさることながら、
知れば知るほど面白いってと~こ~ろ~!!!

 

たとえば、花組トップスターの蘭寿とむさんの同期(音楽学校時代同学年)の
壮一帆(そうかずほ)さんという生徒さんが二番手なわけですが、
その二人が銀橋(客席側にせり出した部分)でデュエットする場面があるんです。
これは泣きます。確実に泣きます。
ストーリーの展開からも泣かせる場面ではあるけど、
ファンは、そのデュエットに、二人が同期だっていうところか~ら~の~
「信頼」とか「絆」とか「同期の愛」とかぜんぶもりもりにして見るわけ!!!!
舞台で行われている芝居に、舞台の外の情報をつめ込んで、ふくらませて見る。

 

すると、どうしたことでしょう・・・・・。

 

何倍もおもしろいのです!!!!!!!!!!!!!!!

 

そんなふうにして見る舞台ってなかなかない。
カルロッタの桜一花(さくらいちか)と旦那役の華形(はながた)ひかるは
同期だからすげえ仲良しオーラでてる!とかね。
そうやって見ていたら1回じゃ見きれないぜ!って言って、
ファンは何回も何十回も通うわけですねー。

 

今回、初のムラ遠征、そして花組公演「ファントム」が強烈にすばらしかったので、
来世の夢は、「花組のトップスターになること」に決めました。

 

タカラジェンヌへの第一歩はまず、
一回死んで生まれ変わるところから・・・道は険しいです!!!!