コングラチュレーション!の回
春ですね〜。
春の足音聞こえてきますね〜。
コングラチュレーション〜春!!!!!
おめでたいと言えば、ソチはよかったですね。
生中継のために、夜中まで起きてるあの感じが好きです。
さて、ソチも落ち着いたところで、
今回はわたしの愛する宝塚の話です。(いつも通りですが)
宝塚歌劇団に入団している生徒、
つまりタカラジェンヌはみな未婚です。
未婚の女性からなる歌劇団なのですね。
この制度について、一度、
ものすごく母と議論したことがありまして。
宝塚は、劇団の創設時の方針上、未婚でなければなりません。
だから結婚したいなら、退団するしかないのです。
結婚してなお、在籍しているということが不可能な世界。
少し、AKBの彼女たちの恋人問題と似ていますね。
お客さんを恋人と設定してマーケットを展開している以上、
リアルに恋人がいては夢を見られないという考え方です。
男役を好きなファン心理は独特で、
男役も女性なのだから彼氏の1人や2人・・・とはなかなか思えなくて、
「清く 正しく 美しく」というモットーに恥じぬようにいてほしい、
そう勝手に思ってしまう思考回路なのです。
まあ、遊びたいなら辞めてから遊びなさいよという。
スターっていうのは、そんな簡単なものじゃないぞと(何様だ)。
宝塚では、ファンクラブができ、
人気に火がつくのは圧倒的に「男役」なので、
恋愛の話は「すみれコード」として話をしないことが暗黙の了解。
その点は歌舞伎とまったく違っていて、
歌舞伎役者の女性問題は「芸の肥やし」として承認される傾向がありますよね。
それに、世襲制が基本の歌舞伎の世界は、結婚して辞める必要もない。
本人が望むなら、結婚しても子供ができても、いつまでも現役でいられるわけです。
でも、宝塚はそうはいきません。
トップスターになれるのはほんの一握り。
今この瞬間に、組の頂点に立つトップスターはたった1人です。
彼女たちはどんなに長くても20年ほどで卒業していってしまう。
もちろん専科という、
どの組にも属さないプロフェッショナルな立場になれば話は別ですが、
専科になる/ならない関わらず、劇団に居続ける限りは未婚が条件です。
そこで考えてみたのです。
結婚OK制度になったら、と。
自分の好きな男役さんが、結婚したあとも男役をやる、
永遠にやってくれる、ということを想像してみたのです。
・・・
・・・
・・・
集中できない!!!!!!!!!!
あーーーーあんなにかっこいいのに家に帰ると奥さんなのか〜とか
夕ご飯作るんだろうな〜とか
考えちゃって舞台に集中できない気がしました。
宝塚は、完成された夢の世界です。
ほのかに漂う秘密の花園の香り。
俗世から隔離されたと言ってもいい特殊な空間。
そこで表現される男役と娘役のロマンスは、
現実であって現実ではない夢物語。
舞台は強靭な輝きを放っていたとしても、
劇場を出れば粉雪が溶けるように消えてしまう
そんな儚く、美しいものであってほしい。
リアルな男女関係と無縁の純粋培養お花畑であってほしい。
オタクと呼ばれるまでになるファンは、面倒くさいものです。
奥様はヅカオタの場合、はかなり大変です。
でも、夫婦そろってヅカオタであれば問題ないです。
同じ趣味に引っ張り込むことは大切だなと思いました♡
さて、のろけも済んだところで。
コングラチュレーション!ビューティー!!フゥ〜!!
羽生くんがフライデーされる日も近いのでしょうか。
お相手が小学生の頃の初恋の人(notプルシェンコ)だったりしたら、
もう羽生伝説ですね。かなわないですね。
そんなわけで、羽生くんともども、
これからもどうぞよろしくお願いいたします。