アイドルというビューティー 秋葉原の回①

個人的に長かったGW。

 

みなさんどうしてましたか。

 

わたしは連休が長すぎて若干持て余してました!
天気もよくて、遊んでばかりいたね~。

 

世の中の流れが速くて、
小雪が結婚したこととかもはや去年のような気が・・・
つい何週間か前のことですよね。

 

さて、GW中に、はじめて秋葉原に行ったので
そのことを今回は2~3回にわけて紹介します。

 

なんで秋葉原?
というのは、知人のつてであるアイドルのライブを観られることになったんです。

 

そのアイドルとは―「SDN48」。
AKB48のお姉さん的存在、という位置づけのアイドルグループですが、
・・・わりとみんな年下だよね!

 

AKB48ってどんだけ若いんですか!

例えば・・・
あっちゃんこと前田敦子は19歳。1991年7月10日生まれ
ゆうここと大島優子は22歳。1988年10月17日生まれ

 

20代前半だね!

 

一方、SDN48の人気ナンバー1は、野呂さんという子です。
ノンティーこと野呂佳代は27歳。1983年10月28日生まれ

 

わたしと同年代です。

 

AKBを生で見たことはないんですが、
SDNの人たちはもうみんな若くって元気でね~。
キラキラしてました。

 

男性目線はどうなんでしょう。
「キョンキョン」や「聖子ちゃん」のように
いつまでも、半永久的に「アイドル」として認められている場合、
年がいくつになっても「アイドル」なんですよね?
だから、サユリストにしたら、吉永小百合だって現役「アイドル」ですよね?

 

でも残念ながら、
「おれの青春はキョンキョン一色だったよ」とか、
「聖子ちゃんのことしか考えられなくて受験に失敗したよ・・・」とか、
「さゆり・・・いつまでも変わらなねえな、あんたも」とか、
自らのアイドル遍歴を熱く語ってくれる人があまりいなのですが、
本当にみんな好きだったんですよね?
今度ぜひ、みなさんの青春を支配したアイドルについて聞いてみたいです!

 

松田聖子は、気がついたときにはわたしにとって
「ママなのに娘と同じくらいに見える謎な人」だったりしたので、
わたしのアイドル遍歴はかなり浅めです。

 

あと、やっぱりモー娘。がね、わたしにとってはアイドルなんだよね~。
個人として把握できるのはゴマキの時期くらいまでですが・・・。
ミキティが入った頃にはなんとなく興味が薄れていった感じ。
でも好きだったなぁ。
「日本の未来はウォウウォウウォウウォウ世界がうらやむイェイイェイイェイェイ」
カラオケでものすごく歌った記憶が。

 

関係ないですが、この間病院に行ったら、主治医の先生に
「まあ、若いっちゃ若いからね」
と言われ、複雑な気持ちにさせられました。

 

「若い」と断定される年ではすでになくなっている!
過ぎ去った年月の重みを感じます。

 

そうそう、ライブの話でした。
秋葉原の駅前では、オタ芸を汗だくで練習するグループに遭遇。
幸先よいスタートです。
秋葉原のドンキの9階にある「AKB48劇場」。
そこで、夜8時からSDN48のライブがありました。
GWまっただ中の祝日。
「SDN」のライブは、年齢制限があり、18歳未満は見られません。
受付で身分証明証の提示を求められます。
受付を済ませて整理番号付きの入場券をもらい、狭い廊下をすすんでいきます。
この狭い廊下には、メンバーの顔写真があったり、
なぜか「たっちゅ 2007.4.15」のように書かれた金属プレートが貼られた壁が。
100回通った人だけがそこに貼ることのできる金属のプレートだそう。
ここに自分のハンドルネームが刻まれることは、ファンにとって最大の勲章です。
友達の名前を見つけて興奮している男性ファンもいて、ファン同士の熱い戦いもありそうです。
廊下をすすむと、小さなロビーがあります。
手荷物は持ち込み禁止。ロッカーに荷物を入れ、手ぶらでないとだめです。
さて、開場時間が近づくにつれ、
ロビーは彩度低めの服でキメた、垢抜けない感じの素朴な男子たちで埋め尽くされます。
ファンの年齢層はやや高め。男性が9割。1割が女性とカップルです。
男性ファンの中でも、グループで来ている人はわりと大学生~20代後半くらい。
独りで寡黙にスタートを待つ人の方が、オタク度は高そう。
純粋な男子が大勢集まって発散される特殊な熱気と興奮で、劇場ロビーはただならぬ空気に・・・。

 

「わーすげえラッキー」と、知人がサイリウムをわたしにくれました。
サイリウムって、コンサートとかで振る、あのペンライトですね。
なにやら小さな紙が・・・?
{ 小原春香生誕祭2011★企画について } と題された紙。
今日は、メンバーの春ちゃんこと小原春香さんの23歳を祝う生誕祭だとか。
生誕祭委員と称するファンが独自に企画し、劇場の許可をもらって行うイベントです。
その紙には、4ポイントくらいのちっちゃな文字で、
2色のサイリウムを使う曲、アンコールの掛け声は「春ちゃん」で、など細かく指示されています。
企画番号が①②ではなく、⑪⑫だったことの意味がわかりません。
でも文面はいたって丁寧。
「至らぬ点が多々あるとは思いますが」「ぜひご協力お願い致します」など
生誕祭委員はとても腰が低くて謙虚です。

 

そして、いよいよ開場!
・・・ですが、入場は整理番号ではなく、なんと抽選順。
1グループ整理番号で25人ずつくらいにわけられ、
抽選で、入場できる順番が決められます。
劇場内は自由席なので、早く入れたもん勝ち。
これ、かなりドキドキします!
知人は、「今日は早めに(順番が)来る気がする」と、いささか興奮気味。
そんなにうまくいくのかなと半信半疑でしたが、
なんと3巡目に呼ばれたんです!ひゃっほう!
びっくりしたね!!!
すぐ中に入ることができたので、3列目のほぼセンターの「1ずれ」に座れました。
知人はドセンターの「0ずれ」。メンバーから見て真正面の位置らしい。
最高にいい席!に座っただけでファンから怒号が・・・なんてことはないです。安心してください。

 

席に座ったら、基本的にライブ中もずっとそのまま。
ただ、知人から「ケガをした人もいる」と聞かされていたので
どんな激しいオタ芸でケガを・・・?と、気が気じゃなかったです。

 

でも、さずがに座りながらオタ芸をやらかすファンはいなくて、
着席した人はみんなSDNのフリをするくらい。

 

わたしの席から見える最前列には「コピリスト(名称うろ覚えです)」というファンがいて、
その男性ファンは「フリを完コピ」しているそう。
たしかに、舞台上のSDNメンバーと見比べても一糸乱れぬフリ。キメるタイミングも完璧。
その他のファンを圧倒していた気がします。
わたしも、そのコピリストにならって、フリをまねしてみました。
うん、なんか盛り上がる!!!

 

今回のライブは「魅惑のガーター」公演らしく、
露出度の高い衣装でみんな踊って歌ってたいへんな感じでした!!
SDNは「18禁」を売りにしていることもあり、全体的にセクシーでエロいよね!!
アイドルってすごい・・・
やっぱりアイドルは男性ファンに向けて演出されているものなので、
男子目線だとツボがよくわかります。
目線もすごくとんでくるし、みんなお客さんを煽る煽る。

 

思い出深いのは、
魅惑的な「ガーター姿」で踊っていた加藤さんという子が、
そのガーターをはずして、クルクルまわして「ほしい~?」みたいにファンを煽る時があって、
その時ちょうどセンターに加藤さんが来てたんですね、
前列の若者が、ものすっごい手を伸ばしてたんですね。
で、加藤さんがポーイっと投げた「ガーター」は、やった!嬉しがるその若者の手に・・・
いかず、わたしの隣に座っていた「0ずれ」の知人の手にすっぽりおさまりました。
さすが「0」ずれ!

 

加藤さんの生ガーター・・・笑。

 

爆笑問題の田中が、
サザンのライブだか、俊ちゃんのライブだか、秀樹のライブだか、
とにかくだれかのライブで、その人がふりまく汗を口をあけてのんで
「おれ汗のんだぜ」とみんなで自慢しあっていたというエピソードをテレビで話してましたが、
ファンにとっては汗さえね、嬉しいんですね!

 

AKB劇場は本当にこじんまりした劇場で、メンバーとの距離がものすごく近い。
最前列だともう手を伸ばしたら触れられるくらい近いところで、メンバーが踊ってます。
さすがにそんなマナー違反をするファンはいませんでした。

 

ファンを規制するのはやっぱりファン。
「DD」と呼ばれるファンは、「誰でも大好き」な奴だということで、
発言権もなく、メンバーからも「あいつDDだから」と冷たくされるとか。

 

せっかく毎公演足を運んでも「DD」呼ばわりされてはファンとしては浮かばれないね・・・。
逆に「推しメン(推してるメンバー)」を決めると楽しめる、ということだったので、
わたしも今回初めて行ったライブで「この人は!」と思った「推しメン」を紹介します。

 

まず、「なちゅ」です。

元は渋谷でギャルの総長をやっていたという経歴の持ち主だけあって、
トークの仕切りがハンパなくうまいです。
お客さんにフリを教えるときも、なちゅ型ロボットがしゃべっているのかと思うくらい
よどみなく、ギャルメイクでオーラがすごかったです。

 

つぎに、「れいちぇる」。
この人は33歳で、舞台上にはじめて現れたときは、
他のメンバーとのギャップで見ているほうがドキドキしました。
ちょうどその週の日曜日が母の日だったので、母の日の話題になると
「〇〇からはプレゼントもらったけど、△△からはもらってない」など
年上ということをいいことに、みんなからプレゼントをもらおうと欲張る場面も。
メンバーからは「お母さん」と呼ばれ、若干仕返しをされている感も否めませんでしたが・・・。

 

さいごに、「ふじこ」。
ライブの中盤にトークがあるのですが、この「ふじこ」と、「れいちぇる」だったんです。
もちろん司会は「なちゅ」。
この子はけっこう新人みたいで、マイク慣れしていなくて、
音が割れるくらい異様に大きい声を出していました。
中学生かも・・・と思いましたが、
1989年生まれの21歳ってことで普通に成人されてました。
自己紹介のときのファンからの声援も大きく、将来が期待されてそうです。

 

と、まあ、このように、メンバーの区別がついてくると、ライブももっと楽しい、と。

 

長くなりましたが、来週どこかでまた更新するんで!
えーと、「小原春香生誕祭2011★企画」のことと、「愛、チュセヨ」のことと、
全体の感想を少しだけ。

 

あじゃぱー!